まずはミナミにあるキャバクラのWEBサイトをパトロールし、特徴に当てはまるキャバ嬢を探すことに。たこ焼きを食べながらポチポチ、クリックすること10分。ビンゴ！！
容疑者として浮上したのは、『美人茶屋 ミナミ』の虹七りりあちゃん。プロフィールのチャーミング欄に、しっかり「エルフ耳」と書かれている。そして写真を確認すると、妖精を思わせるとんがった耳が写っているではないか！　確定ですやん。
すぐに捜査令状を取り、現地に向かった。

事前に店長さんに捜査の趣旨を伝えたところ、「キャバクラ警察、ヤバいですねw」と半笑いで協力を承諾してくれた。そう、夜の街に平和と笑いを届けるのがキャバクラ警察の使命である。

しばらくすると、りりあちゃんから店長に「間もなく到着」という連絡が入る。店先で待ち構えていると、りりあちゃん登場。特徴的な耳からして間違いない。

ウワサ通りのエルフ耳。そして、全体のルックスもエキゾチック度満点。これは、もしかしたらホントにエルフの子孫なんてこともありえるのではないだろうか。

店長の粋な計らいで、りりあちゃんをつけてもらうことに。
目の前に現れたりりあちゃんは、パッツン前髪で、胸元がキラキラのドレスがすごく似合っている。まるで化粧品のCMに出てくるような美人である。そして、注目のエルフ耳もバッチリ出ている。

軽く世間話をした後、早速耳の話題に。

「いい形の耳してるね」
「ありがとうございます。よく『ゼルダの伝説』に出てくるリンクみたいって言われるんです」
「なるほど、そっちか。本官は『ロード・オブ・ザ・リング』の方を思い浮かべてた。ところで親御さんも、りりあちゃんみたいな耳なの？」
「お父さんが同じ形です。ちなみにアメリカ人なんですけど」
「どうりで日本人離れしたルックスだったわけだ」

　父親がアメリカ人ということは、ルーツを辿ればエルフにいきつくかもしれない。最初は戯言だと思っていた「りりあちゃんエルフ説」に真実味が出てきたではないか。

りりあちゃんの話を整理すると、まず彼女はかなりの宇宙人好きである。そしてイラストレーター志望ということで、宇宙人の絵を毎日描きはじめたところどんどんクオリティが上がっていき、今では作品として描いていて、自分のサイトを運営しているというのだ。
ちなみに、りりあちゃんが描いた宇宙人画はコチラ。

確かにこれは趣味の範疇を超えたクオリティ。本気だ。

エルフの子孫を追っていたら、それを遥かに超えるインパクトを持った宇宙人LOVERに出会うという、とんでもない展開になってきた。

「本官さんは宇宙人を信じますか？」
「いやぁ、いきなりそう聞かれても・・・・りりあちゃんはどうなの？！」
「もちろん信じています。というか、います。わたしたちも立派な宇宙人だから、客観的に考えて、いる確立の方が高いですよね。そう思うでしょ、本官さん」

すごい圧で持論を展開するりりあちゃん。

とにかくりりあちゃんの宇宙人愛はすごく、毎日宇宙人画を描くだけでは飽き足らず、SF映画を観たり、SF小説や宇宙に関する専門書なども読み漁ったりしているらしい。

そして、毎晩お風呂＆筋トレの後、宇宙人と交信するためにお香を焚いて瞑想しているというから驚きである。

本邦初公開！！りりあちゃんの瞑想時の写真を入手しました！どん！

完全に宇宙人とつながってるな。

ところで言い忘れたが、先ほどりりあちゃんが言っていた「怒んにゃいで」、「怒にょんしない」というのは、彼女独自の “にゃん語”なのだとか。彼女の正体は、エルフではなく、宇宙人かもしれない。